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ソフトバンク、ロボティクス分野のパイオニア Boston Dynamicsを買収
東証1部上場で日米で携帯事業を展開するソフトバンクグループ(以下、「SBG」)【9984】は、Alphabet Inc.傘下のロボティクス分野のパイオニアであるBoston DynamicsをSBG子会社を通じて買収すると発表した。
取得価格は、非公表。
本取引は、パラダイムシフトに関わるテクノロジーへの投資ならびにスマートロボティクスを次の段階へ推し進めるというSBGのビジョンに沿ったもの。
◆ソフトバンクグループ 代表取締役社長の孫 正義氏のコメント
「今日、人間の能力では解決できない数多くの課題が存在します。スマートロボティクスは情報革命の次のステージの重要な推進役であり、また、Boston Dynamics創業者のMarcとそのチームは、最先端のダイナミックなロボット分野における明確なテクノロジーリーダーです。私は彼らをソフトバンクファミリーに迎え入れることができ感激しています。ロボティクス分野を発展させ、生活をより快適・安全に、またより充実させることができるような活用方法を探求し続けるBoston Dynamicsをサポートしていくことを楽しみにしています」
◆Boston Dynamicsの創業者でありChief Executive OfficerのMarc Raibert氏のコメント
「Boston Dynamicsは、次世代の技術革新を創造するソフトバンクの大胆なビジョンとポジショニングの一部として参画できることをうれしく思います。また、われわれは、技術の進化は人類のためにあるべきというソフトバンクの信念を共有しています。そして、高度なロボットが活躍できる領域を広げ、よりスマートでよりつながったネットワーク社会において有用な活用方法を創造することを使命として、ソフトバンクと協力していきたいと考えています」
また、SBGは、Alphabetとの本取引の一環として、二足歩行ロボットを開発する日本企業のSchaftの買収も発表した。
Schaftはヒューマノイド型二足歩行ロボットの分野における世界的リーダー。同社の創設者らは、東京大学の情報システム工学研究室の出身。同社は、重要な産業分野やサービス提供分野において二足歩行ロボットが活躍できるような近未来社会のビジョンを推進している。