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車載機器専業のアルパイン、ソフトウェア開発のシーズ・ラボを買収

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東証1部上場でアルプス電気傘下の車載機器専業のアルパイン【6816】とソフトウェア開発のシーズ・ラボは、業務・資本提携を強化すると発表した。
これにより、アルパインがシーズ・ラボの株式の51%(議決権ベース)を保有することとなる。 今回の資本提携強化を通じて、アルパインはクルマ社会の変化に積極的に対応する体制を強化する。

アルパインとシーズ・ラボは、2006年3月より海外向けナビシステムの地図データ開発において提携を開始した。 昨今では自動車業界の急速な変化に積極的に対応するため、ナビ・アプリケーション・ソフトウェアの開発並びに自動運転や安全運転にかかわるソフトウェアの先行開発業務など幅広い領域において共同開発を進めてきている。 今後、自動運転、コネクテッド、EV(電気自動車)、シェアリングなどのトレンドとともに進化するとみられる当業界において両社が更なる成長を遂げるためにはソフトウェアが一段と重要な位置付けになると考えており、そこでシーズ・ラボとの資本関係を強化することで、シナジー効果を創出し、両社のソフトウェア開発力の強化を目指すことを目的として今回の資本業務提携の強化を決定した。

今後、シーズ・ラボはソフトウェア拠点として以下の役割を担う。
1.AI 技術を含む先端技術開発
2.クラウド系ソフト開発及びサーバー関連開発
3.次世代ナビソフト開発及びデータベース年次更新

■株式会社シーズ・ラボ 会社概要
代表者:代表取締役会長 山田 二郎・代表取締役社長 湯浅 俊彦
所在地:〒060-0001 北海道札幌市中央区北 1 条西7-3 北一条第一生命ビル 7F
電話:011-233-3820(代表)
設立:1991年2月25日
資本金:7898万円
従業員数:89名(2017年6月2日現在)
事業内容:海外地図データベース開発及びアプリケーションナビゲーション向け
     開発、自動運転・安全運転向けアプリケーション開発など