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消波ブロック製造等の日建工学、三省水工を約6億7千万円で買収

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東証2部上場で景観・環境事業、消波ブロック、土木シートをメイン事業とする日建工学【9767】は、消波根固ブロック開発の三省水工の発行済株式190,900株(総議決権の95.45%)を取得し、子会社化すると発表した。
取得価格は、約6億7千万円。

三省水工は、1980年10月に設立され、全国の漁港、港湾整備事業における消波根固ブロックの開発を海洋開発資材メーカーとして取り組んできている。 わが国の消波根固ブロック型枠賃貸事業は過去30年間では約3分の1に減少しており、今後も、漸減傾向が続くと見込まれている。一方、海外では、東南アジア・インドをはじめとするアジアの港湾整備需要は拡大するものの、国際競争は一層激しさを増すことが予想されている。 これまで両社は、それぞれの事業変革などを通じ、合理化・効率化を推進してきたが、国内外における今後の厳しい事業環境に鑑み、単独では行い得ないさらなる抜本的な合理化・効率化を推し進める必要があるとの共通認識に至り、そのため、三省水工の子会社化を通じて、両社グループの経営資源を結集し、さらには徹底した事業変革を成し遂げ、日建工学グループの企業価値の最大化を図っていく目的のもと今回の提携に至った。 なお、日建工学は、引き続き三省水工の発行済株式の全てを取得するよう努めていく。