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ニューホライズンキャピタル、IHI子会社の防災事業を譲り受け
ニューホライズン キャピタル(以下、「NHC」)が管理運営するニューホライズン2号投資事業有限責任組合(以下「NH-2」)は、総合重機大手のIHI【7013】の100%子会社であるIHIシバウラ(以下、「ISM」)の防災事業を、NH-2が設立する新会社が譲り受けると発表した。
ISMの防災事業は,1950年のISM設立と同時に消防ポンプの販売を開始し、現在では、消防ポンプのみでなく、小型消防車、保安ポンプ・全自動消火システム等の消防・防災機器を取り扱っており、国内では官公庁、地方自治体及び消防団等と長期かつ安定した取引関係を構築し、火災発生時の地元消防団による消防活動の主軸となる製品群を提供しており、主力製品に於いては国内トップシェアを誇っている。また、社会的に消防・防災機器の普及が望まれているアジア新興国を中心とした海外市場についても高い製品優位性を活かした事業展開を行っている。
NHCは、これまでのカーブアウト及び事業成長支援における実績と経験を活かし、ISMの防災事業が、IHIグループから独立して一つの会社として継続していくための経営体制及び事業運営体制を、地元の金融機関と一体となって構築していき、その上で、国内では、官公庁、地方自治体、消防団、全国の特約店等との関係を継続・強化し、より魅力のある消防・防災機器及びアフターサービスを安定的に供給していく。また、NHCの海外ネットワークを活かし、成長が見込めるアジア新興国への積極展開を図り、事業競争力を強化していく。