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ボイラー大手の三浦工業、業務用クリーニング機械販売企業を111億円で買収

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東証1部上場で産業小型ボイラーで国内市場の5割超を占める三浦工業【6005】は、子会社であるMLEが、アイナックス稲本ホールディングス(以下、アイナックス稲本HD)の株式を取得し、子会社化すると発表した。
取得価格は、111億円。

三浦工業は、小型貫流ボイラ事業でのトップシェアの優位性をベースに、エネルギー有効利用技術と水処理技術に加え、環境関連技術を軸とした事業分野で、安全かつ高品質な製品やサービスを独自の技術力で創出し、グローバル企業として成長を図ってきている。

アイナックス稲本HD傘下のアイナックスおよび稲本製作所は、業務用洗濯機・乾燥機等の、開発・製造・販売・メンテナンス・機械設備エンジニアリング等を行っており、国内における業界のトップランナーとして強固な事業基盤を築いている。

今回の買収は、三浦工業がアイナックス稲本HDを通して国内市場においてトップシェアを有する事業領域へ参入し、新たな事業軸を獲得することを目的としたもの。

業務用の製品ラインナップの拡充を実現するとともに、更なる工場全体のトータルソリューションを提供していき、また、三浦工業の国内および海外の販売ネットワークを活用することで、アイナックスが取り扱う製品の市場シェアの拡大も目指していく。

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