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投資ファンドのエンデバー・ユナイテッド、日本KFCから日本ピザハットなど2社を買収
「ケンタッキーフライドチキン」を展開する東証2部上場の日本KFCホールディングス【9873】は、連結子会社である日本ピザハット(以下、PH社)及びフェニックス・フーズ(以下、PF社)の株式を、エンデバ ー・ユナイテッドが運営するエンデバー・ユナイテッド投資事業有限責任組合が出資する特別目的会社であるエンデバー・ユナイテッド・パートナーズ・シックスに譲渡すると発表した。
譲渡価格は、非公表。
日本KFCホールディングスは、ピザハット事業においては、店舗収益モデルの最適化、事業規模と本社経費バランスの見直し、売上予測精度向上による最適な店舗開発を基本戦略として事業を展開してきたが、ピザ市場における競争は一層激化しており、今まで以上に環境変化への迅速な対応と競争力の強化に向けた取組みが求められている。
このような状況下、日本KFCホールディングスは、PH社及びPF社の今後の事業展開につき検討を重ね、ピザハット事業のフランチャイザーであるピザハット・レストランツ・アジア・ピーティイー・リミテッドとも協議を行った結果、ピザハット事業の運営をエンデバー社へ委ねることがPH社及びPF社の企業価値向上を図る上で、また全てのステークホルダーに対しても、最良な選択であるとの判断に至った。
エンデバー社は、豊富な投資実績とともに投資先の役職員との協調体制によるハンズオン型の企業価値向上を多数実現してきており、ピザハット事業においても、エンデバー社が事業投資における専門性を活かし、より一層スピーディーで効率的な運営体制を構築し、ピザハットブランドのポテンシャルを最大限発揮することが期待できるとして今回の売却となった。