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国際石油開発帝石、子会社をインドネシアの石油・ガス開発事業会社へ売却 資産ポートフォリオ最適化へ

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原油・ガス開発生産の国内最大手の国際石油開発帝石【1605】は、子会社ナトゥナ石油を通じて、インドネシア共和国南ナトゥナ海B鉱区において35%の参加権益を保有し石油・天然ガスの開発生産事業に参画しているが、今回、保有するナトゥナ石油の全株式をインドネシアの石油・ガス開発及び生産事業社のPT MEDCO DAYA SENTOSA社へ売却すると発表した。譲渡価格は、約184億円(167百万米ドル)

国際石油開発帝石は、1977年に本鉱区の参加権益を取得後、1979年から原油、2001年からは天然ガスの生産を開始。その後、本鉱区では複数の油田・天然ガス田にて石油、天然ガス及びLPG(液化石油ガス)の開発生産事業が行われ、上流事業の持続的拡大に貢献してきた。

一方、本鉱区は生産開始から40年近く経過し、既に生産ピークを過ぎて生産減退ステージに至っており、今後の生産減退に伴い、国際石油開発帝石からナトゥナ石油グループへの利益及びキャッシュフローの貢献が限定的になると見込まれることから、国際石油開発帝石グループの資産ポートフォリオの最適化の観点で検討した結果、ナトゥナ石油の全株式を売却することとしたもの。