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TOKAIホールディングス、東京ベイネットワークの株式取得 営業エリア拡大へ

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持株会社のTOKAIホールディングス【3167】は、東京ベイネットワーク株式の取得、及び当該株式の対価の支払いのための第三者割当による自己株式の処分を行うと発表した。なお、取得価額は631百万円。

TOKAIホールディングスは、平成23年4月に都市ガス事業を営むザ・トーカイとCATV事業を営むビック東海の経営統合により設立された。TOKAIホールディングスグループは、昭和25年に都市ガス事業を開始して以来、事業の多角化を進め、LPガス、情報通信、CATV、アクア、住宅設備、セキュリティー、保険、ブライダル、介護、総合リフォーム等、人々の生活に密着したさまざまな商品サービスを幅広く提供しており、また、営業エリアも中心となる静岡県及び関東一円から全国に広げている。

TOKAIホールディングスグループにおいてCATV事業は現在、子会社であるTOKAIケーブルネットワーク、いちはらコミュニティー・ネットワーク・テレビ、厚木伊勢原ケーブルネットワーク、イースト・コミュニケーションズ、エルシーブイ、倉敷ケーブルテレビ及びトコちゃんねる静岡が、また、その関連事業をネットテクノロジー静岡が行っており、地域として は、静岡県、神奈川県、千葉県、長野県、岡山県の5県にて、放送サービス・通信サービス(インターネッ ト接続サービス)を提供しており、放送サービスは51万件、通信サービスは22万件の顧客が利用している。

放送サービスでは、コミュニティーチャンネルによる地域情報や、100チャンネルにのぼるデジタル多チャンネルを通して、地域の顧客に多くの情報を発信しており、通信サービスでは、従来のCATVインターネットに加え、幹線網から各家庭までのアクセス回線まで自社で保有・敷設することで実現した光ファイバーインターネットサービス・光電話サービスを提供している。放送サービスと通信サービスを組み合わせることで、高品質な放送・通信・電話のトリプルプレイサービスを実現している。

今回株式を取得することとなる東京ベイネットワークは、東京都江東区、中央区でCATV事業を行っている会社である。このエリアは人口が増加しているとともに、東京オリンピック・パラリンピックの競技場、選手村等の建設を契機として当該地域の再整備、活性化も見込まれており、TOKAIホールディングスが東京ベイネットワークの株式を取得することにより、営業エリアの拡大や互いのノウハウを生かしたシナジーを生み出すことが可能となり、TOKAIホールディングスの中長期的な企業価値向上につながるものと判断し、本件株式取得を実施するもの。