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積水ハウス、米国の戸建住宅事業会社を買収 米国での展開拡充へ

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大手ハウスメーカーの積水ハウス【1928】は、米国Woodside Homes Company, LLCの持分を取得し、完全子会社化したと発表した。

米国における今後の事業展開を拡充する為、住宅販売事業(homebuilding)への参入及び組織の再構築行うこととし、今回の買収に至ったもの。

積水ハウスは、2017年1月期が終年度となる中期経営計画において「事業ドメインを“住”に特化した成長戦略の展開」を進めており、順調に事業領域を拡大し成長を図ってきた。その事業領域拡大の一つ、国際事業については、2009年のオーストラリアにおける住宅事業の進出を皮切りに、米国においても主要都市郊外でマスタープラン型コミュニティ(MPC)を開発し米国ホームビルダーに販売をする宅地販売事業、及びロサンゼルス、シアトルなど西海岸を中心に都市部で賃貸住宅(マルチファミリー)の開発、運営、物件売却を行っており、本格的な展開を図ってきた。

米国の住宅市場は、失業率の低下、賃金の上昇、あるいは歴史的にみれば依然として低い住宅ローン金利水準等の影響を受け、郊外における戸建住宅に対する需要が今後本格化していくと考えられ、積水ハウスの国際事業においても注力すべき市場の一つと位置付けている。

また、積水ハウスは国内において社会問題解決の一端を住宅で担うべく、環境配慮型住宅の開発・普及に努め、ネット・ゼロ・エネルギー住宅(ZEH)を主力商品に据え、将来に亘り付加価値が高まる住宅の供給を行っているが、米国においてもカリフォルニア州が2020年までに新築の戸建住宅をすべてZEHとすることを求める規制を導入する見通しであり、日本と同様にサステナブルな住環境に対する関心・支持が急速に高まっている。

このような米国における市場環境が、積水ハウスの環境技術を活かしたビジネスを展開する絶好の機会であるととらえ、今回、住宅販売事業に参入するもの。

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