CKD、空気圧機器等販売の伊EPSITECに出資　欧州での販売強化

産業分野向けの省力・自動機械を製造するCKD【6407】は、2017年1月16日付で空気圧機器等を販売するイタリアのEPSITEC S.R.L.(以下「EPSITEC」)の株式のうち、39％の株式を取得したと発表した。
なお、出資額は約47百万円(390,000ユーロ)。

CKDはヨーロッパへの販売強化を図るため、オランダに販売現地法人CKD Europe B.V.を設立、1月20日に開所式を行っていた。

さらなる方策として、欧州でドイツに次いで市場規模が大きなイタリアで既存の販売網を活用すべく、今回、EPSITECの株式を取得したもの。

EPSITECは、これまでイタリアにおいてCKD製品を販売しており、同社内でのCKD製品取扱割合が90％に上っている。

CKDは、5年以内に株式の100％を買い取ることができるコールオプションを保有しており、目標として3年以内に株式の100％を取得する予定。