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日本ケミコン、連結子会社間で合併 収益力強化へ
コンデンサ及び各種エレクトロニクス機器の製造・販売を行う日本ケミコン【6997】は、100%子会社であるケミコン福島と福島電気工業及びケミコン山形とケミコン米沢の合併を決議したと発表した。ケミコン福島及びケミコン山形を存続会社とする吸収合併となり、福島電気工業及びケミコン米沢は解散する。
福島電気工業はアルミ電解コンデンサ用電極箔の製造、ケミコン福島はアルミ電解コンデンサの製造を行っていることから両社の事業の補完性が高く、今回の合併により、素材から一貫した生産体制によるコスト競争力の強化を図る。
また、ケミコン山形とケミコン米沢は、電気二重層キャパシタを製造しており、統合により生産性の向上を図るとともに、地域的にも近距離であることから、間接部門の効率化を推進し、原価の低減を図るもの。
これら連結子会社の吸収合併により、国内生産体制の再編を進め、グループの企業体質と収益力の強化をめざす考え。