ワイグッドHD、川商アドバンスを買収　商圏拡大へ

住宅関連や介護などの事業子会社を統括する持株会社のワイグッドホールディングス（以下「ワイグッドHD」）は、老人福祉事業を展開する川商グループ傘下の川商アドバンスを買収したと発表した。

川商アドバンスを子会社化することにより、同社が運営する7施設「ハートランド宇都宮」「ハートランド小山」「ハーベストさいたま」「ハーベスト戸田」「ハートランド足立」「ハートランド金沢文庫」「ハートランド川崎」がワイグッドHDグループとなった。

ワイグッドHDの介護系事業としては、グループホーム運営のジャパンエクシード(3施設)、住宅型有料老人ホーム・デイサービスセンター運営のグランドライフ(3施設)、介護資格取得スクール・介護系人材派遣人材紹介のワイズキャリアデザイン(2拠点)と共に、今回の子会社化により介護全般をカバーした事業形態となる。

介護系施設がグループで13施設・2拠点になることで、各施設からの情報収集とネットワークの強化を図り、介護施設等中規模建設をメインに手がける「横尾材木店クリエイト事業部」との連携を深め、相乗効果も狙う。

ワイグッドHDは、今回のM&Aで、グループ住宅系事業の横尾材木店、ワイビルドと併せ、人生の大半をサポートする「オールライフサポートカンパニー」として着実にグループの事業形態を整え、商圏を広げてたい考え。