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あすか製薬、子会社のあすかActavis製薬を吸収合併 意思決定迅速化目指す
ホルモン剤など薬品・診断薬の開発・製造を手掛けるあすか製薬【4514】は、完全子会社である、あすかActavis製薬を、2017年4月1日をもって吸収合併すると発表した。
あすかActavis製薬は、後発医薬品を日本国内で製造・販売する目的で、2009年4月にActavis Group PTC ehf(当時)との合弁会社として設立され、あすか製薬グループの後発医薬品事業会社として活動してきたが、2016年5月に合弁を解消し、あすか製薬の完全子会社となった。
今回経営資源の効率化、意思決定の迅速化を目的にあすか製薬による吸収合併を行うもの。
合併の方式は、あすか製薬を存続会社とする吸収合併方式で、あすかActavis製薬は解散する。なお、あすかActavis製薬は直前事業年度の平成28年3月期末において債務超過であったが、平成29年3月期末においては、当期の業績により債務超過は解消される見込みとしている。