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元・プロレス興行団体「ノア(NOAH)」運営のピーアールエヌ、破産開始決定

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ピーアールエヌは、2月1日東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には、小畑英一弁護士(LM法律事務所)が選任された。

ピーアールエヌは、ジャイアント馬場氏の他界に伴って、全日本プロ・レスリングから離脱した選手らが主体となって結成した新団体「ノア(NOAH)」の運営のため、平成12年に設立された。本社および道場、合宿所を置く「ディファ有明」をメイン会場として全国各地で興行を行い、初代代表の三沢光晴氏を中心に一時代を築き、試合会場での選手コスチューム、サイン色紙、タオル、ポスターなどの販売やリングマット上の広告料、ファンクラブなどの収入、テレビ放映権などを得て事業規模を拡大、平成18年6月期には売上高15億8400万円をあげていた。

しかし、平成21年6月に、広島県立総合体育館小アリーナ大会での怪我による影響で三沢氏が亡くなり、以降はスター選手を失ったことで求心力を失い選手の脱退が相次いだ。また観客数も伸び悩み、近年の年間売上高は10億円を下回っていた。

こうした中、平成28年11月に、「プロレスリング・ノア」から現商号に変更するとともに、にプロレス興行および関連事業をノア・グローバルエンタテインメントへ譲渡し、その後は清算手続きを進めていた。

帝国データバンク及び東京商工リサーチによると、負債は現在調査中。