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ヒロセ、日本ノーディッグテクノロジーを買収 管更生・維持・補修分野へ参入
仮設鋼材のリースや仮設構造物の計画・設計・提案・工事施工などを行うヒロセは、積水化学工業【4204】の 100%子会社で管更生・新管布設工事を手掛ける日本ノーディッグテクノロジーの一部株式を取得し、2017年2月1日付で子会社化すると発表した。
ヒロセは、1938年に創業で、山留工事・仮設鋼材リース・資材取扱・技術設計から工事施工、加工作業、仮橋・補強擁壁等、多様なニーズに対応しインフラストラクチャー整備を支えている。
一方日本ノーディッグテクノロジーは、SPR工法・オメガライナー工法・アーバンノーディッグ工法など、地下に張り巡らされた下水道管などのライフラインを、道路を掘り起こすことなく布設・更生する非開削の管路布設・更生のエキスパートとして事業を展開している。
高度成長期に布設された多くのインフラ設備の管路(下水道等)は老朽化が進み、管の腐食による漏水や地盤沈下等が発生するなど対策が早急に求められている。
今回の株式取得により、管更生・維持・補修分野へ参入し、積水化学工業との協業を強化することで、ヒロセグループとしてより一層の総合力の発揮とサービスの拡充を図るもの。