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デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、ヘリオスの眼科手術補助剤事業を

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創薬事業を行うバイオベンチャーのデ・ウエスタン・セラピテクス研究所【4576】は、ヘリオスのBBG250を含有する眼科手術補助剤にかかる事業(以下「本事業」)を譲り受けることに関し、ヘリオスと事業譲渡契約(以下「本契約」)を締結すると発表した。なお、譲受価額は1300百万円。

デ・ウエスタン・セラピテクス研究所は、自社技術を基にした研究型の事業を展開しているが、収益力の強化に向けて「パイプラインの拡充」と「事業領域の拡大」を重点施策として掲げ、取り組んでいる。

自社創薬はデ・ウエスタン・セラピテクス研究所の強みであるが、薬の開発は長期間かつ多額の費用を要するため、収益の元となるパイプラインに厚みを持たせる必要があり、特に、眼科疾患についてはデ・ウエスタン・セラピテクス研究所の注力領域として、開発品の導入を推進している。

このような状況下において、本事業は眼科手術補助剤として既に欧州で販売されており、今後は各国での開発の進展が見込まれることから、本事業の譲り受けは、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所の収益力の強化につながると判断したもの。

今後は、ライセンスアウト先の開発支援並びに保有している領域のライセンスアウト活動に取り組み、早期の販売に向けて取り組んでいく考え。