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カイオム・バイオサイエンス、Trans Chromosomicsへ出資

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独自の創薬基盤技術であるADLib®システムを核とした抗体医薬品の創薬事業および創薬支援事業等を手掛けるカイオム・バイオサイエンス【4583】は、染色体工学技術を活用した医薬品等の開発を行うTrans Chromosomics(以下「TC社」)が実施する第三者割当による新株発行を引き受けると発表した。なお、取得総額は150百万円。

TC社は平成26年12月に押村光雄氏(鳥取大学染色体工学研究センター特任教授)によって設立されたバイオベンチャーであり、独自の染色体工学技術に基づき、汎用性の非常に高い人工染色体ベクターを用いた創薬プラットフォーム技術を開発している。

TC社との提携によりカイオム・バイオサイエンスの抗体開発に関する技術水準の向上を狙っており、カイオム・バイオサイエンスの創薬事業ならびにビジョンの推進等を通じて企業価値拡大に資するものと判断し、出資するもの。

また、上記目的のために共同研究を実施することも予定しているとしている。