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ファンケル、子会社のファンケル化粧品とファンケルヘルスサイエンスを吸収合併

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化粧品・健康食品メーカーのファンケル【4921】は、平成29年4月1日を効力発生日として、完全子会社であるファンケル化粧品およびファンケルヘルスサイエンスを吸収合併すると発表した。

ファンケルグループは、平成25年1月に創業者である池森賢二氏が経営に復帰して以降、様々な構造改革に取り組んできた。

平成26年4月1日に、事業ごとの専門性・自律性を高めたスピーディーな事業運営と、コーポレートガバナンス強化による経営の高度化を目的として持株会社体制に移行し、また、平成27年度を初年度とする中期経営計画に基づいて、戦略的な広告投資による売上拡大を推し進めている。

しかしながら、中期経営計画を策定した2年前に比べ、消費動向や競争環境などファンケルを取り巻く経営環境は大きく変化しており、柔軟な戦略実行が求められている。

こうした環境変化に対し、ファンケルグループ全体が持つ強みを複合的に生かしながら中期経営計画をより一層強力に推し進める体制を構築することを目的として、ファンケルは、ファンケル化粧品、ファンケルヘルスサイエンスを平成29年4月1日付で吸収合併するもの。