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アークン、パワードプロセスコンサルティングと資本業務提携 持続的な成長目指す
コンピュータセキュリティのコンサルティングを手掛けるアークン【3927】は、パワードプロセスコンサルティング(以下「PPC」)との間で、資本・業務提携を行うと発表した。
アークンは2001年に創業し、情報セキュリティソリューション開発会社として、日本国内の中小企業及び大企業に対して総合セキュリティ対策の支援を行ってきた。そして、2015年12月に東証マザーズに上場したが、上場企業として持続的な成長を維持することは、アークンの最重要経営課題であり、今回、PPCとの本提携は持続的な成長を維持するための非常に重要な戦略であるとしている。
PPCは今後3年間において、防犯・防災、IoTを重点分野として、事業を展開していく予定で、防犯・防災市場及びIoT市場の成長可能性、PPCが日立システムズと共同で「初動支援キット」の販売を開始していることを考慮すると、PPCの今後の収益性は十分に評価できる。また、PPCの持つ販路はアークンが製品の拡販を行っていく上で、重要なものになるとしている。さらに、情報セキュリティ企業であるアークンにとって、IoTの分野は将来的な事業性を十分に期待できる分野であり、アークンとPPCの目指す方向は一致している。
こうした判断から、アークンがPPCと資本・業務提携を締結するもの。