アイナボHD、マニックスと資本業務提携　販売網拡大へ

タイル、空調など住宅設備機器の販売、工事を行うグループの持株会社であるアイナボホールディングス(以下「アイナボHD」)【7539】は、住宅設備機器、水回り資材等の販売を手掛けるマニックスとの間で資本業務提携契約を締結すると発表した。資本提携の内容として、アイナボHDは、マニックスの普通株式 10000 株(9.54%)を取得する。

アイナボグループは、関東及び東海を中心に、各種タイル及びその関連商品、住宅関連の設備機器の販売並びにタイル工事、内装仕上げ工事、石工事、管工事、空調工事、衛生設備工事及びこれらに関連する事業を行っている。

一方、マニックスは、「人」と「水」のいい関係を築いていくことを原点に、「快適な住まい」を提案する企業として、兵庫県、大阪府、岡山県、広島県を中心に、住宅設備機器、水回り資材等の販売を主たる事業としている。

日本は人口減少社会に入り、住宅関連市場は長期的に縮小が避けられない状況となっている。このような厳しい環境の下、アイナボグループとマニックスにとっては、更なる飛躍のために、地域密着型の施工販売会社としての地位を確立するとともに、営業基盤の拡充を図ることが課題となっていた。

こうした中、今回の提携により、双方の営業地域が補完関係にあることを活かし、工事力や企画力について情報交換を行うとともに、販売チャネルの共有化などによる販売網の拡大に協力することにより、それぞれの収益性の向上を図り、更なる業容拡大、発展を目指すもの。