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アイ・エス・ビー、アートを子会社化 更なる事業拡大に向けた協業へ

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モバイル通信システムや業務系アプリなどのソフト開発を手掛けるアイ・エス・ビー(以下「iSB」)【9702】は、防犯、防災システム機器の製造並びに販売を行うアートの株式を取得し、子会社化すると発表した。なお、取得価額は290百万円。

iSBは、昭和45年に、汎用系・業務系システム開発及びシステム運用を中心とした情報サービス企業として創立。現在ではさまざまな分野においてソフトウェアの受託開発を展開しており、顧客のITニーズに応えることができるITソリューションパートナーを目指し技術とサービスの提供に努めている。

一方アートは、昭和51年の創業で、防犯・防災関連機器、電気錠出入システム等の製造、開発及び販売を行っている。一般テナントビルや、大学や企業の研究施設、病院・老人ホームや文化会館などの公共施設、また日本各地の大規模インテリジェントビルにて、同社の最先端の出入管理システムが多数導入されており、業界のリーディングカンパニーの1社となっている。

セキュリティ分野において、高い技術力を有し、時代の先端を行く製品の開発・販売に強みを持ち、更なる発展に向け製品のモバイル化やIoT化を進めるアートと、ソフトウェア開発力、とりわけ無線通信分野に強みを持つiSBとは、更なる事業拡大に向けた理想的な協業を展開できると判断、今回、アートの株式を取得するもの。

さらに、iSBが現在鋭意注力している新規事業開発においても、ハードウェアを含めた製品の開発に優れた実績を持つアートの技術力やノウハウを活用することで、より確かな成果が得られるとの考え。