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ウィルグループ、サムシングファンを子会社化 動画市場での事業成長加速

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純粋持株会社のウィルグループ【6089】は、サムシングファン(以下「STF」)の株式を取得し子会社化すると発表した。なお、取得価額は非開示。

ウィルグループは、国内外で人材派遣、業務請負、人材紹介等の事業を展開している。また、中期経営計画にて、主力事業である人材サービス以外の分野において一定規模の事業を創出することを重点戦略目標に掲げている。この一つとして、平成28年9月には、企業向けに社員教育や社内の情報共有、採用など、さまざまな活動をサポートする動画共有サービス「VideoSpace(ビデオスペース)」の提供を開始した。

一方、STFは映像制作を基軸として、企業向けに動画広告制作や映像制作内製化支援等の事業を営んでおり、創業時から業界、団体を問わず広範な映像制作の実績を多数有している。

今回の子会社化により、ウィルグループの動画共有サービス「VideoSpace(ビデオスペース)」とSTFの映像制作事業を組み合わせることで、「配信プラットフォーム」と「コンテンツ制作力」という機能の両輪がかみ合うことにより、拡大が期待される動画市場において事業成長を加速させることが可能となることから、ウィルグループの企業価値向上に資するものと判断し、本件株式取得を決定したもの。