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京三製作所、中国に合弁会社設立 中国での生産・販売の推進へ
大手信号機メーカーの京三製作所【6742】は、同社および同社の子会社である台湾京三股份有限公司(以下「台湾京三」)、上海申磬産業有限公司の子会社である安徽三聯交通応用技術股份有限公司(以下「安徽三聯交通」)の3社の出資による合弁会社「安徽三聯京三智能科技有限公司」を、中国において設立すると発表した。
京三製作所は、1917年の創業以来、信号システムのトップメーカとして歩み続け、今日では、基軸の信号システムとパワーエレクトロニクスに加え、バリアフリーやセキュリティ、そして環境・エネルギーなどの分野で事業を展開している。
こうした中、世界の国々においても、京三製作所が長年培ってきた信号システム技術や電力制御技術を提供すべく、グローバル化を推進。
今後も道路交通安全施設への投資の増加が期待できる中国において、交通安全施設製品の生産と販売を推進するため、今回、安徽省合肥市に合弁会社を設立するもの。
新設する合弁会社では、京三製作所および同社の子会社である台湾京三と、中国の道路交通安全技術分野をリードする安徽三聯交通の3社が共同出資し、中国における性能品質に優れた交通信号制御機等の生産、販売体制を整備し、事業規模の拡大をめざす考え。