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日本紙パルプ商事、ジャスミンソフトへ出資

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紙専門商社の日本紙パルプ商事【8032】とその子会社であるアライズイノベーション、および東京システムハウス(以下「TSH社」)は、ジャスミンソフトの既存株式の一部を取得し、ジャスミンソフトが実施する第三者割当増資の引き受けに合意したと発表した。また、アライズイノベーション、TSH社はジャスミンソフトと業務提携を行い、ジャスミンソフトが製造・販売を行うパッケージソフトウェア『Wagby』事業での連携を強化する。

日本紙パルプ商事は、2016年6月にTSH社と共同でアライズイノベーションを設立、ICTビジネス事業の強化を進めている。アライズイノベーションは、企業向けのAIサービス、超高速開発、クラウドサービスを中心に事業を展開しており、AIサービス事業においては、日本紙パルプ商事の長年にわたる紙卸売事業でのノウハウを生かし、紙業界での物流業務における配送手配の最適化プロジェクトにも取り組んでいる。一方、ジャスミンソフトは、超高速開発ツールの開発に定評があり、その実力は米国の大手調査会社ガートナーが2016年5月に発行したレポート『Cool Vendors in Application Development,2016』において、注目ベンダーリストに掲載されるなど高い評価を得ている。

今回の出資により、日本紙パルプ商事はジャスミンソフトが提供する『Wagby』を核とした事業での連携を強固なものとし、同時に、アライズイノベーションが強化する超高速開発を活用したシステム構築によって、物流機能等のさらなる効率化を可能とする。また、ジャスミンソフトは、年率20%以上の成長率を誇る超高速開発ツールのマーケットにおいて、日本紙パルプ商事グループとTSH社が保有する顧客基盤、技術・開発体制、マーケティング力を活用し、海外市場を含めた事業拡大を進める計画としている。

日本紙パルプ商事は今後とも、アライズイノベーション、TSH社、ジャスミンソフトと強固なパートナーシップを構築し、ICTビジネス事業の強化を積極的に進めていく考え。