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生命科学インスティテュート、子会社のClioを吸収合併 資本と人的資源を有効活用
三菱ケミカルホールディングス【4188】グループの生命科学インスティテュート(以下「LSII」)は、100%子会社であるClioを2017年1月1日付で吸収合併すると発表した。
LSIIは、再生医療事業への展開を図るため、Muse細胞の独占的使用権を有するClioを2015年6月1日に買収した。その後、ClioではMuse細胞の機能性評価、非臨床試験および臨床試験に向けた製剤製造法の構築等、今後の事業化に向けて拡張期を迎えようとしている。
そのような状況下で、今後のMuse細胞製剤の早期事業化に向けた事業基盤や体制の強化を図るために、LSIIがClioを吸収合併し、組織的に一体となって推進することが資本および人的資源を有効に活用し、かつガバナンスの強化につながると判断したもの。
今後もLSIIグループは、ヘルスケア分野における様々なソリューションを提供し、KAITEKI社会の実現へ向けて事業展開していくとしている。