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みなと銀行、ファンドを通じて日乃本食産へ出資 ハラール対応食品の供給を支援

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兵庫県を地盤とする地方銀行のみなと銀行【8543】は、兵庫信用金庫及び日新信用金庫と共同出資する「ひょうご観光活性化ファンド投資事業有限責任組合」を通じて、松茸のほか栗・黒豆の卸商社である日乃本食産へ投資すると発表した。なお、出資金額は30百万円。

日乃本食産は、三田・丹波産の特産品(松茸・栗・黒豆等)の卸売・加工を行なっており、地域特産品を使用した「純国産胡麻豆腐」、「丹波産栗きんとん」等のオリジナル商品は、多方面から高い評価を得ている。

今回の出資は、イスラム教徒(ムスリム)へ“安心な食”を提供するハラール対応食品製造工場の新設に充当するもの。新工場は、日本ハラール協会より国内初のハラールキッチン認証取得の食品工場となり、同工場で製造された食品は、ホテルを中心に供給される予定。

また、工場本格稼働後は、2020年の東京オリンピック開催等により増加が予想される外国人観光客のハラール対応食品需要に応えていくことが可能となり、同食品の製造拡大を通じて、地域農産品の消費など、食を通じた地域の観光活性化への寄与も見込んでいる。