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北洋銀行、てみるファームに出資 地方創生の取り組みに対する支援

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北海道の地方銀行である北洋銀行【8524】は、北海道二十一世紀総合研究所日本政策金融公庫と共同で組成した「北洋農業応援ファンド(北洋農業応援ファンド投資事業有限責任組合)」を通じて、障がい者の一般就労の拡充を図るべく設立された農業生産法人のてみるファームに出資を行うと発表した。なお、出資額20.9百万円。

てみるファームは、平成22年2月に「社会福祉法人はるにれの里」の障がい者の方の一般就労を図るべく設立され、椎茸・野菜などを栽培している農業法人である。平成22年4月からはツムラ【4540】との共同研究により漢方生薬である茯苓(ぶくりょう)の試験栽培を開始し、原木栽培から菌床栽培へ栽培方法を改良することにより、従来より短期間で出荷することができる体制を構築した。

本件は、国内で初となる茯苓の菌床栽培による実生産規模での試作栽培の開始に伴い、菌床製造施設を整備することで今後の茯苓の安定供給に寄与するとともに、施設整備に当たっては、内閣府から石狩市を通じて「地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金(地方創生先行型)」の交付を受けており、石狩市が「まち・ひと・しごと創生総合戦略」で掲げる、地域資源を活用した新産業の創出を実現する地方創生に繋がる事業となっており、今回の出資はそれを支援するもの。

北洋銀行、北海道二十一世紀総合研究所、日本政策金融公庫札幌支店は、農業者に対し、出資等による資金供与を含め、経営支援、ビジネスマッチング等のソリューション提供等の取り組みを進めており、今後も、農業者様への支援を更に進めるとともに、自治体等関係機関と連携し地方創生に取り組みたい考え。

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