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NTTドコモ、AI開発のPKSHA Technologyと業務資本提携 「ecコンシェル」の更なる強化へ

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携帯電話国内最大手のNTTドコモ(以下「ドコモ」)【9437】は、AI分野のアルゴリズム(機械学習、深層学習、自然言語処理)に関する最先端の技術やノウハウを持つPKSHA Technology(パークシャテクノロジー)(以下「PKSHA」)と、両社の更なる事業拡大のため、業務資本提携契約を締結、PKSHAの実施する第三者割当増資を引受けたと発表した。

PKSHAは、機械学習/深層学習技術、自然言語処理を用いたアルゴリズムソリューションを、スマートフォン、医療機器、各種IoT機器といった各種ハードウエア端末に向けて提供している。

ドコモとPKSHAは、オープンイノベーションの取り組みの一環として、AIの技術を活用した購買支援システム「ecコンシェル」を共同開発し、ドコモが2016年6月から提供を開始。既に「ecコンシェル」は、ファッション業界などの約250社の法人企業が利用している。

現在、ウェブサービス、ECサービス等の市場では、全ての顧客に同一の広告やレコメンド等が表示されるようなウェブサイトやアプリが未だ多く、一人ひとりに最適な情報を表示させることができない等の課題があるという。

「ecコンシェル」はそのような課題を解決するサービスとして提供されており、今回の提携によって、両社は今後AIの技術を活用して、より個人の趣味や嗜好などを踏まえた生活支援に取り組むもの。

ドコモがこれまで蓄積してきたビッグデータ技術と、PKSHAのAI分野のアルゴリズムに関する最先端の技術やノウハウを組合せることで、顧客一人ひとり・家族にとっての楽しさ、便利、安心を提供するサービスの実現をめざす考え。