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フルサト工業、セキュリティデザインを子会社化 事業拡大図る

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鉄骨造用ブレース・ボルト等の建築資材を製造・販売するフルサト工業【8087】は、セキュリティデザインの株式を取得し、子会社化したと発表した。

フルサト工業グループは、子会社のジーネットにおける一つの事業として、監視カメラ・防犯機器の販売事業を展開している。監視カメラを始めとしたセキュリティ関連市場は、近年頻発するテロや多様化する犯罪を背景として世界的に注目度が高まっている。日本においても2020年の東京五輪に向けたセキュリティ対策の強化として、監視カメラ設置台数の拡大が見込まれる。

こうした市場の拡大予想に合せて、監視カメラを中核とするセキュリティシステム提案のノウハウを持つセキュリティデザインとの提携により事業の拡大が図れると考え協議を重ねてきた。併せて同社が販売権を持つ、世界最大規模のカメラメーカーHIKVISION(ハイクビジョン)社の製品を拡大した販売ルートへ展開することにより、販売機会の増加が期待できるものと判断し、セキュリティデ ザインの株式を取得するもの。

さらに将来的には、アクセスコントロール(入退室管理)等、セキュリティデザインの得意とする分野と、フルサトグループ内の住宅設備機器事業やFAシステム事業等の分野との連携による事業拡張も期待できるとしている。