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クリーク・アンド・リバー、韓国子会社を会社分割 韓国のTVマーケットに訴求

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テレビ等映像分野での派遣、制作などを行うクリーク・アンド・リバー【4763】は、韓国の連結子会社CREEK & RIVER KOREA Co.,Ltd.(以下「CRK」)の事業を会社分割し、新設会社であるCREEK & RIVER ENTERTAINMENT Co.,Ltd.(以下「CRE」)に承継させると発表した。なお、分割に際して発行される全ての株式は、分割会社であるCRKに割当交付した後、株価算定に基づき65%相当を経営陣等に譲渡する予定。

クリーク・アンド・リバーは、2001年に韓国ソウルに連結子会社であるCRKを設立し、クリーク・アンド・リバーと同様のビジネスモデルを韓国にて展開してきた。韓国TV局に対する人材派遣事業を中心に、これまで売上高は順調に増加していたが、商慣習や制度上の違いもあり収益性に課題を抱え、近年は競争環境の激化によりその収益性は低下傾向にあった。また規模の拡大やシェアが高まる中で、TVマーケットにおける独特な市場特性等を踏まえた、今後の韓国におけるグループ運営体制について検討を行っていた。

このような状況の中、CRKにおける現在の事業を会社分割により、新たにTVマーケットに特化した新会社を設立し、現CRK経営陣等の現地資本による株式保有比率を高めることで、同マーケットにおけるさらなる存在感の発揮を目指すもの。一方で、CRKについては、クリーク・アンド・リバーとの連携による版権取引等に加え、TVマーケット以外の専門分野への展開を目指す考え。