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ササクラ、サウジアラビアの合弁会社株式を追加取得 海水淡水化事業の強化へ

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熱交換器のほか淡水化装置など水処理関連の機器を製造するササクラ【6303】は、サウジアラビアのArabian Company and Sasakura for Water and Power(以下「ASWP」)の株式を取得し子会社とする株式購入契約書を、合弁相手先であるサウジアラビアのArabian Company for Water and Power Development(以下「ASWPD」)と締結すると発表した。なお、取得価額は約448百万円(16151千サウジアラビアリアル)。

ササクラは、中東地域を中心として海水淡水化事業を展開する中で、老朽化した同装置のリハビリ(機能回復・延命)工事をはじめとするさらなる当該事業拡大のため、パートナーの協力のもとサウジアラビアに合弁会社であるASWPを設立。ASWPは、2004年度に同国ジェッダ市の海水淡水化装置のリハビリ工事を皮切りに、2005年度には同国紅海沿岸6都市向け新設海水淡水化装置の受注、また、2014年度には既設アルジュベールフェーズ2(C4)リハビリ工事等を受注するなど、ササクラグループにおける重要な位置を占めている。

今回、現在進行中の中期経営計画の重点施策の一つである海水淡水化事業の強化をさらに推進し、また、グループ経営における意思決定の迅速化、効率的運営のために、ASWPの株式を買い増すことで、子会社化するもの。

これにより、ASWPの株式についてササクラの保有割合は35.1%から85.1%となる。