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資生堂、簡易吸収分割により一部機能を子会社へ承継 ブランドマネジメント強化へ

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化粧品大手の資生堂【4911】は、2017年1月1日を効力発生日として、会社分割(簡易吸収分割)により、資生堂のグローバルコスメティクス・パーソナルケアブランド事業が有する、海外向けブランドマネジメント機能(Za ブランドを除く)を、完全子会社で国内向けブランドマネジメント機能を有する資生堂ジャパンとエフティ資生堂にそれぞれ承継させると発表した。資生堂を吸収分割会社とし、資生堂ジャパンおよびエフティ資生堂を吸収分割承継会社とする吸収分割となる。

資生堂は、2015年より開始した中長期戦略において、最初の3カ年を「事業基盤の再構築」の期間と位置づけ、マーケティングとイノベーションへの投資強化によるブランド価値向上やグローバル経営基盤の構築、投資原資を捻出するための構造改革などに集中的に取り組んでいる。2016年には、強いブランドの育成と世界の各地域に適したマーケティングの実行を可能とするために、ブランド軸と地域軸からなるマトリクス組織体制を稼動している。

今回、国内外市場における迅速かつ統合的なブランドマネジメントのさらなる強化により、成長性を拡大すべく、分散していた機能を集約するもの。