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大和ハウス工業、米国の戸建住宅事業会社を子会社化

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住宅総合メーカーの大和ハウス工業【1925】は、完全子会社であるDaiwa House USA Inc.が、米国において戸建住宅事業を行うStanley-Martin Communities, LLC(以下「スタンレー・マーチン社」)の持分を取得し、子会社化すると発表した。なお、取得価額は約263億円。

また、スタンレー・マーチン社の完全子会社であるNeighborhoods Capital, LLC(以下「ネイバーフッ ド社」)の出資の額が大和ハウス工業の資本金の額の100分の10以上に相当するため、Daiwa House USA Inc.によるスタンレー・マーチン社の持分の取得の結果、ネイバーフッド社は大和ハウス工業の特定子会社に該当することとなる。

大和ハウス工業グループは、戸建住宅、賃貸住宅、マンション、住宅ストック、商業施設、事業施設といった生活基盤産業への総合的な事業を展開している。中期経営計画においては、「不動産開発への積極投資」と「海外展開の加速」を基本方針の一つとしており、海外においては、米国・豪州・ASEAN諸国を中心に事業を拡大していく予定。

今回、その一環として、米国で戸建住宅事業を経営するスタンレー・マーチン社の持分82.0%を、持分譲渡契約に定める前提条件が充足された後に、取得するもの。スタンレー・マーチン社は、バージニア州を中心に米国東部地域を主要な戦略拠点として、戸建住宅の開発・販売を50年にわたり手掛けている非上場企業であり、顧客中心の経営姿勢に基づいた豊富な開発実績と、地元に深く根付い た営業基盤を有している。

大和ハウス工業グループがスタンレー・マーチン社に対して協力することにより、スタンレー・マーチン社が現地で行う事業領域の更なる発展を目指すとともに、大和ハウス工業グループがスタ ンレー・マーチン社から米国での戸建住宅事業のノウハウを習得し、米国における当該事業の拡大を加速化することを狙いとしている。