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エルピクセル、ジャフコ・東レエンジニアリングなどを引受先とした第三者割当増資実施
ライフサイエンス領域の人工知能・画像解析ソリューションを提供するエルピクセルは、ジャフコ【8595】が運営管理する投資事業組合、Mistletoe、東レエンジニアリング、個人投資家を引受先とした第三者割当増資を実施したと発表した。なお、この増資による調達金額は総額700百万円。
エルピクセルは、東京大学の研究室でライフサイエンス領域における画像解析を行っていたメンバー3名がスピンアウトして、2014年3月に設立。主に、国内研究機関や医療機関向けの画像解析ソリューションの受託開発を行っている。研究者としての知見と先進技術を併せ持ったエルピクセルのソリューションは、全国の研究機関や医療機関を中心に多数の採用実績があり、日本と米国では特許を取得している。
エルピクセルは、今回の資金調達により、ライフサイエンス研究の高度化・高速化を支援する「IMACEL」などの自社製品や、癌などの疾患を高精度で検知する画像診断ソリューションの研究開発強化、ならびに海外を含めた積極的な事業展開を進める考え。
また、今回の資金調達と併せて、東レエンジニアリングとは、人工知能を活用した画像解析技術の研究開発に関する包括提携契約を締結。細胞などの生物の工業製品化を見据え、双方の強みを活かしながらライフサイエンス画像解析技術の開発や実用化に取り組むもの。