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CEホールディングス、システム情報パートナーを完全子会社化 医療情報システム開発のポートフォリオ拡充へ
電子カルテシステムなどの開発を行うグループの持株会社であるCEホールディングス(以下「CEHD」)【4320】は、医療系システムの開発・運用保守業務を手掛けるシステム情報パートナー(以下「SIP」)の全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。なお、取得価額は190百万円。
CEHDグループは、医療機関向け電子カルテシステムの開発と販売を主力事業として、「国民の安心・安全な生活」や「社会や事業者が抱える問題解決」に寄与することを目指し、積極的な業務提携やM&Aを推進している。
一方SIPは、平成12年の設立以来、病院への常駐による医療情報システムの運用事業(システム運用・保守、ネットワーク管理、ヘルプデスク等)、医療情報システムの受託開発事業、その他一般企業向けシステムの受託開発事業等を展開している。
CEHDは、今回のSIPの子会社化により、電子カルテシステムを含む医療情報システムの運用業務に携わることで、医療機関とより強固な関係を結び、そこで得たニーズを電子カルテシステムやその他システム開発にフィードバックすることでより付加価値の高い製品・サービスの提供を目指すもの。また、SIPの顧客とCEHDグループ各社の顧客に、互いの製品・サービスを提案する等、グループ全体としてのソリューション力の強化、医療情報システム開発のポートフォリオ拡充なども目指す考え。