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ダイキアクシス、連結子会社間の吸収合併 保守点検事業強化へ

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浄化槽等の各種排水処理装置の総合プラントメーカーであるダイキアクシス【4245】は、完全子会社であるトーブとトーセツの合併を行うと発表した。

ダイキアクシスのグループ会社であるトーブは、愛知県、岐阜県、三重県を中心とした東海エリアの民間及び官公庁向けに各種水処理施設、最終処分場の浸出液処理施設の設計・施工事業を展開している。近年は新規施設だけでなく、最新技術による効率化を目的とした既存施設のリニューアル提案にも注力している。そのトーブの施工現場を主に同エリアで各種水処理施設の保守点検事業を行っているのがトーセツである。

昨今の建設関連業界の人手不足はダイキアクシスグループにおいても憂慮しているところで、トーブとトーセツも例外ではなく、現在、中期経営計画内で掲げている「企業体質・組織体制の強化」を推進している中、限られた人員での企業価値と業績の向上を図るため、適切な人材配置や情報共有、顧客対応の迅速化が急務との考えから、グループの重要子会社である両社の統合がこれらの戦略を軌道に乗せる早道であり、かつ、安定した根幹事業としてストックビジネスでもある保守点検事業の強化ができると判断し、本策を実施するもの。

また、これによって社員のモチベーションアップやキャリアアップを図れる二次的効果も期待するとしている。

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