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ヤオコー、エイヴイおよびエイヴイ開発の子会社化について基本合意 競争力強化へ

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埼玉県を地盤とする食生活提案型スーパーマーケットのヤオコー【8279】は、神奈川県を地盤ににスーパーマーケットチェーン「エイビイ」を運営するエイヴイおよび同社の関係会社であるエイヴイ開発の発行済株式の全部を取得することにより完全子会社化を目指す旨を決議し、基本合意書を締結したと発表した。

ヤオコーは、平成28年9月末現在、関東圏に150店舗を展開。「商品・販売戦略」、「運営戦略」、「育成戦略」、「出店・成長戦略」の4つの重点戦略を柱に、食生活提案型スーパーマーケットの更なる充実と経営基盤の強化に取組んできた。

一方エイヴイは、神奈川県南部を中心に、「圧倒的な品揃え」と「低価格」、さらに「ローコストオペレーション」を徹底して追求し、それを基盤に新たな店舗スタイルを実現してきた地域に密着した食品スーパー10店を経営する有力企業である。

食品スーパーマーケット業界を取り巻く環境は、人口の減少と高齢化社会の進行に加え、業種・業態の垣根を越えた競争が激化し、厳しさを増している。また、業界内においても、企業統合による業界再編の動きが加速しつつあり、今後の競争環境はさらに厳しさを増していくものと考えられている。

このような業況の中、ヤオコーおよびエイヴイグループ相互の独自性・自主性を尊重しつつ、両社の経営資源やノウハウを統合し競争力の強化を図ることが最適であると判断、ヤオコーがエイヴイグループの株式を取得することにより完全子会社化を目指す旨を基本合意したもの。

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