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三菱化学、合成樹脂エマルジョン事業を統合へ
三菱化学(株)と連結子会社である日本合成化学工業(株)【4201】および中央理化工業(株)は、2014年10月1日に日本合成化学と中央理化工業の合成樹脂エマルジョン事業を統合することを発表した。
日本合成化学のエマルジョン製品の製造部門を会社分割により中央理化に移管し、統合新社として発足し、日本合成のエマルジョン製品の研究開発部門の移管について、統合期日までに協議し、決定する。三菱化学は、統合新社の株式の過半数を保有する予定。
合成樹脂エマルジョンは、各種コーティング剤や塗料、接着剤など幅広い用途に使用されている。日本合成化学工業は、主力である合成樹脂製品のほか合成樹脂エマルジョンを製造・販売しており、一方、中央理化工業は、合成樹脂エマルジョンの専業メーカー。合成樹脂エマルジョン製造部門を統合することにより、生産最適化を図り、両社の合成樹脂エマルジョン事業の強化を図る。