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新生銀行、昭和リースを完全子会社化 グループ経営意思決定の迅速化
新生銀行【8303】は、新生銀行を株式交換完全親会社、新生銀行の連結子会社である昭和リースを株式交換完全子会社とする株式交換を、平成28年12月1日を効力発生日として実施するための株式交換契約を締結したと発表した。
新生銀行では、経営理念に基づき、真に顧客から必要とされる金融グループを目指すための「中長期ビジョン」を定め、これに沿って、安定的・持続的な成長を可能とするビジネスモデルを構築するため、平成28年度から平成30年度を対象期間とする第三次中期経営計画を推進している。
今回の株式交換は、第三次中期経営計画の施策の一環として実施するもので、昭和リースを完全子会社とすることで、グループ経営の意思決定をより迅速かつ機動的に行う体制を整え、新生銀行の「中長期ビジョン」や第三次中期経営計画にて掲げるグループ融合を迅速に進めることにより、革新的金融イノベーターを目指して新生銀行グループの企業価値の最大化を図る考え。
なお、昭和リースの上位株主であるりそな銀行と昭和リースは、平成17年2月に昭和リースが新生銀行の子会社となった以降も、昭和リースの顧客基盤の拡充に向けて連携を図ってきた。昭和 リースは、今後も、りそな銀行との業務連携を維持・強化していくとしている。