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DTS、完全子会社2社間で吸収合併 顧客基盤の拡大と優位性確保へ

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コンサルティングから設計、開発、ハードウェア・ソフトウェアの選定・ 導入、運用、保守にいたるまでシステムに関するすべてをサポートする総合情報サービス企業であるDTS【9682】は、平成29年4月1日を効力発生日として、完全子会社である横河ディジタルコンピュータ及びアートシステムが合併すると発表した。横河ディジタルコンピュータを存続会社とし、アートシステムを消滅会社とする吸収合併方式となる。

DTSは、1972 年の創業以来、金融や通信をはじめとした、幅広い業種・業態の顧客にコンサルティングから設計、開発、運用、基盤構築までのシステムに関わるサービスを提供するシステムインテグレーターである。業界トップクラスの業務知識と品質をベースに金融機関の基幹システム統合や、通信事業者のインフラ統合など大型プロジェクトにも参画している。

こうした中、平成28年4月に開始した中期経営計画の重点施策の一つである「組込み分野の戦略」に基づき企業規模を拡大することにより、効率的な体制を構築し、医療市場・自動車関連市場の顧客基盤の拡大と優位性を確保し、さらなる事業拡大を目指している。

今回の吸収合併により、DTSグループ全体で、最適なグループ体制の構築を図るもの。