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シャープ、鴻海グループのScienBiziP社と業務提携し子会社設立
電気機器大手のシャープ【6753】は、ScienBiziP Consulting Inc.(以下「ScienBiziP社」)と業務提携し、シャープ子会社としてScienBiziP Japan(以下「SBPJ社」)を設立すると発表した。
シャープは新経営体制の発足に伴い、輝けるグローバルブランドを目指し、一日も早く黒字化を実現しシャープを確かな成長軌道へと導くため、8月27日付で全社組織の大幅な見直しを行い、研究開発についても従来の方針に捉われず改革を進めていくとの狙いを込め「研究開発本部」を「研究開発事業本部」に改称した。
今回、シャープは、鴻海グループにおいて知的財産関連業務を担っているScienBiziP社とシャープが出資するSBPJ社を設立し、これまでシャープ内で担ってきた知的財産関連業務をSBPJ社に委託することとしたもの。
SBPJ社は、ScienBiziP社が保有するノウハウやスキル等を積極的に活用することにより、シャープの知的財産の活用度を高めるとともに、業務効率の向上を図る。またSBPJ社は、将来的にシャープ以外に対する知的財産関連サービスの提供も検討しており、これによる収益の拡大を視野に入れ取り組んでいくとしている。