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ジャパンインベストメントアドバイザー、フランスのVallair Capital SASへ追加出資

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航空機オペレーティング・リースが柱の金融ソリューション事業を展開するジャパンインベストメントアドバイザー(以下「JIA」)【7172】は、子会社のJIAルクセンブルクを通じて、フランスのVallair Capital SAS(以下「Vallair」)へ追加出資すると発表した。なお、今回の出資金額は約287百万円(2.5百万円ユーロ)。

世界の航空機需要は2030年ごろまで堅調に推移すると言われている。今後20年間で約14000機以上の航空機が退役になる見通しで、退役する航空機を解体しその部品・装備を航空機ユーザー(整備会社、航空会社、リース会社等)に販売するパーツアウト・ビジネスが注目され拡大傾向にある。

このような状況のなか、JIAグループは、パーツアウト・ビジネスの専門業者で、また、機齢の経った旅客機を貨物機に改造しリサイクルするコンバージョン事業のノウハウを有するVallairへ出資し、2015年11月より資本・業務提携を行っている。

この資本・業務提携は、JIAグループが従来有する航空機ファイナンス技術を応用することにより、新たに航空機のパーツアウト・ビジネスへの自己投資による収益機会の拡大、オペレーティング・リース案件とは異なる新しいタイプの投資商品の開発・提供、グループが投資商品として提供するオペレーティング・リース案件の対象航空機の換価処分をスムーズに進めるためのツールとしての活用等を実現することを目指すもの。

JIAとの資本・業務提携以降、Vallairの業績は、約306百万円(3百万ドル)を越える粗利益を計上、好調に推移しており、 今回の追加出資によって、Vallairが更なる業績拡大を強固とすると同時に、JIAのパーツアウト・コンバージョン事業の機会収益の拡大から、グループの一層の業績向上が図れると判断したもの。