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セイコーエプソン、連結子会社の事業再編へ ウエアラブル機器事業の成長を加速

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情報関連機器、精密機器メーカーのセイコーエプソン(以下「エプソン」)【6724】は、連結子会社であるオリエント時計の事業再編について検討を開始すると発表した。今回の事業再編は、2017年4月に実施予定であり、オリエント時計の国内販売機能はエプソン販売に統合し、その他の機能はエプソンに統合することを前提に検討を進めるもの。

エプソンは、独自のセンシング技術に基づく独創のコアデバイスやウオッチムーブメントの開発・製造、精密部品加工・表面処理加工の技術や、卓越技能者による精密組み立て・仕上げの技能など、総合ウオッチメーカーとしての強固な事業基盤を有している。

エプソンが「インクジェット」「ビジュアル」「ウエアラブル」「ロボティクス」という4つのイノベーション実現に向け、取り組みを進める中で、今回の事業再編は、オリエント時計の強みをエプソンに融合し、ウエアラブル機器事業の成長を加速させるもので、ウエアラブルイノベーションのビジョン実現に向けた取り組みの一つになる。

エプソンは今後さらに、機械式時計で長い歴史がありムーブメントの開発や企画・デザイン、販売・サービス網などの強みを持つオリエント時計との融合を、ブランド強化も含め進める予定。これにより、独創の価値を持つウエアラブル機器の提供を加速したい考え。