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コンピュータシステム研究所、子会社を吸収合併 経営資源の結集・活用へ

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土木・建築・建設業向けのシステム・ソリューションの開発及び販売を行うコンピュータシステム研究所(以下「CST」)は、BIM/CIM/i-Construction業務支援の強化を目的に、2016年9月1日を効力発生日として、子会社であるGSAを吸収合併したと発表した。CSTを存続会社、GSAを消滅会社とする吸収合併となる。

建設業界では、調査・設計・施工・維持管理の各段階で発生する必要な情報を3Dデータモデルに連携させ建設生産システム全体の効率化を図る、建築分野のBIM(Building Information Modeling)、土木分野のCIM(Construction Information Modeling)の普及が進んでいる。また、国土交通省はCIMや情報化施工などを統合して建設現場の生産性向上を図る「i-Construction」を推進している。

CSTは、1986年の創業以来、土木積算・原価管理・安全管理システム、住宅CAD等のアプリケーションシステムの開発・販売・保守において、豊富な経験をもとに全国の建設業者へソリューションを提供。

一方GSAは、10年以上前から構造物等の3Dデータ作成に携わり、近年CSTグループとしてBIM/CIMのモデル作成・コンサルティング・導入・運用・教育支援等、様々なサービスやソリューションを大手ゼネコンや大手設計事務所に提供している。

今回の合併により、両社が培ってきた経験・実績・人材などの経営資源を結集・活用することで、建設業の生産性向上を図る「BIM」「CIM」「i-Construction」の業務支援体制と経営基盤の一層の強化を図り、質の高いサービス・ソリューションを提供したい考え。

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