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ノバレーゼ、NAPホールディングスによる公開買付け

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ブライダル事業を手掛けるノバレーゼ【2128】は、NAPホールディングス(以下「公開買付者」)による、ノバレーゼの普通株式に対する公開買付けに関して賛同の意見を表明し、株主に対して公開買付けへの応募を推奨すると発表した。

ノバレーゼは、平成12年11月に、挙式・披露宴に関する企画・運営並びにサービスの提供を目的として設立されて婚礼プロデュース事業を開始しており、平成15年9月には自社開発による直営店の第一号店を開店し、直営による挙式・披露宴会場の運営を開始した。現在は、主力のブライダル事業に加えて、チャペル等婚礼施設特有の施設をもたず、一般顧客へのレストラン営業に特化した店舗にて飲食の提供を行うレストラン特化型事業を営んでいる。

一方、公開買付者の株主であるポラリス・ファンドⅢの無限責任組合員であるポラリス・キャピタル・グループ(以下「ポラリス」)は、平成16年9月に設立されたプライベートエクイティファンド運営会社であり、過去3度に亘る国内外資金調達により累計額にして1,100億円を超える投資ファンドを設立し、12年間で累計23件の投資実績を有している。

ノバレーゼの創業者で現在は代表取締役会長を務めており、かつ実質的な筆頭株主である 浅田剛治氏は、ノバレーゼの事業規模が一定程度まで拡大したことを踏まえ、次世代の経営陣への承継を進めていくため、平成28年3月末以降、経営の一線から退くとともに、浅田剛治氏を含む応募予定株主において所有するノバレーゼ普通株式の売却を検討する意向を有するようになったとしている。

ポラリスは、第三者の紹介を通して浅田剛治氏と面談をした結果、応募予定株主に対して、公開買付けによる完全子会社化を通じた、応募予定株主が所有するノバレーゼ普通株式の一括売却の提案を行った。今後のブライダル事業の更なる拡大を企図するに際し、これまでの一般消費者向けの多店舗展開事業におけるノウハウ等を活用することで、刻々と変化するブライダル業界の環境に柔軟に対応しながら企業価値を向上させていくことへの支援が可能であると判断したもの。

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