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JXホールディングス、東燃ゼネラル石油と経営統合契約締結へ

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石油元売り大手のJXホールディングス(以下「JXHD」)【5020】と東燃ゼネラル石油(以下「東燃ゼネラル」)【5012】は、2015年12月3日付「経営統合に関する基本合意書の締結について」のとおり、相互信頼と対等の精神に則って、統合に向けた詳細な検討と協議を進めてきたが、JXHDと東燃ゼネラルが株式交換を実施した後、JXHDの完全子会社であるJXエネルギー(以下「JXE」)と東燃ゼネラルとの間で吸収合併を行うことによりエネルギー事業を全面的に統合することについて、最終的な合意に達し、経営統合契約ならびに株式交換契約および吸収合併契約を締結したと発表した。

これまで両社は、それぞれの経営統合・事業変革などを通じ、合理化・効率化を推進してきたが、国内外における今後の厳しい事業環境に鑑み、単独では行い得ないさらなる抜本的な合理化・効率化を推し進める必要があるとの共通認識に至った。そのため、両社は、両社グループの経営資源を結集し、さらには徹底した事業変革を成し遂げることにより、企業価値を最大化させるため、本経営統合を 行うことに合意したもの。

本経営統合後は、統合持株会社のもとに強靭な企業集団(以下「統合グループ」)を構築し、もって、国際的な競争力を有するアジア有数の総合エネルギー・資源・素材企業グループとして発展し、持続可能で活力ある経済・社会の発展に貢献することを目指す考え。

こうした目的を達成するべく、両社は、資本効率を重視した投資およびポートフォリオ戦略を実施できる経営体制を構築する。また、統合グループにおいては、安全・安定操業および安定供給を前提に、徹底的な事業変革を早期に実行することによって事業基盤をより強固なものにするとともに、次世代の柱となる事業を育成・拡大できる体制を確立するとしている。