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日本信号、西日本旅客鉄道と資本業務提携 システムの全体最適化図る
信号機・自動改札機等の製造を手掛ける日本信号【6741】は、西日本旅客鉄道(以下「JR西日本」)【9021】との資本業務提携契約を締結したと発表した。
日本信号は2020年を最終年度とする長期経営計画で掲げる“グローバル社会に適応したサスティナブル(持続)成長企業”を目指し、「安全・安心・快適」に関わる事業拡大を推進している。また、JR西日本と2009年から鉄道電気信号分野における技術提携を行っており、「安全・安定輸送」の要となる信号システム装置の開発、人材の交流等に取り組んでいる。
この提携関係に基づき、新たな信号システム装置の開発・設計・製造等を推進すべく、b日本信号と、JR西日本およびその子会社であるてつでんを含めた3社で連携することとなったもの。
業務提携の内容として、日本信号およびJR西日本は、てつでんと連携し、JR西日本のエリアにおける鉄道の安全性の更なる向上、工事・オペレーション・メンテナンスの効率化およびシステムの全体最適化を図ることを目指し、新たな信号システム装置の開発・設計・製造等に取り組んでいく考え。
また、資本提携として、日本信号は、てつでんの株式の一部(発行済株式総数の49.0%に相当する490株)をJR西日本から取得し、JR西日本は、日本信号株式の一部(発行済株式総数の3.0%に相当する2,050,200株)を取得する予定。