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大同特殊鋼、連結子会社間で吸収合併 両社のノウハウを結集へ

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特殊鋼専業メーカーである大同特殊鋼【5471】は、連結子会社であるダイドー電子(以下「DEC」)と、同じく連結子会社のインターメタリックスジャパン(以下「IMJ」)を合併すると発表した。DECを存続会社とする吸収合併方式で、IMJは解散する。

大同特殊鋼は、特殊鋼メーカーとして、高機能磁石事業を重要な成長領域と認識。当該事業領域において、平成2年1月にDECを設立(分社化)し、その後DECの海外子会社として、タイ・アユタヤ、中国・深圳および中国・蘇州に製造・販売拠点を展開している。また、平成23年12月にIMJを3社合弁で設立したが、平成27年3月に合弁を解消し、同社を完全子会社化した。

今般、DECとIMJの両社を合併することにより、DECグループの製造・販売するネオジムボンド磁石、ネオジム熱間加工磁石およびSmFeNボンド磁石と、IMJの製造・販売するネオジム焼結磁石を一元化、車載、FA、家電等の様々な顧客の幅広いニーズに対し、大同特殊鋼グループの強みである豊富な品揃えの中から適切な特性・形状を迅速に提供し、顧客の要求に応えていくトータルソリューションの提供を目指すもの。また、これまで両社が培ってきたノウハウを結集することで、営業・技術の強化による製造・加工プロセスの最適化、経営の効率化によるコスト削減、ならびに、納期短縮やDECの海外子会社等を活用した最適地での製品供給も可能となる。