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マイルストーンターンアラウンドマネジメント、ホテルニューオータニ熊本の株式取得

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投資会社のマイルストーンターンアラウンドマネジメント(以下「MTM」)は、MTM100%出資子会社のmtmkoを通じ、熊本駅前ビル(ホテルニューオータニ熊本)の普通株式を取得し、同社の筆頭株主となったと発表した。

MTMでは、九州地区、とりわけ熊本市は、九州の政治・経済の中核都市として九州全域の発展のエンジンとなる一大拠点と考えており、JR熊本駅の再開発はじめ、官民双方において活性化の動きも加速している。

ホテルニューオータニ熊本は、熊本及び九州財界を中心とした支援のもと1992年に開業し、以来20年超にわたり、熊本における経済・観光の重要な「拠点」として機能し、「ホテルニューオータニ熊本」としての“のれん”を確立している。

MTMでは、今回の株式取得により、地域コミュニティと築いてきた“のれん”を承継し、これまで以上に地域との連携を深め、次世代型の地域拠点への発展を図るもの。

ホテルニューオータニ熊本は、2016年4月に発生した熊本地震後、6月末に全面営業再開を果たしているが、MTMでは、JR熊本駅周辺の将来像を見据え、引き続き、事業発展に向けた営業投資を積極化する予定。また、地場産業と積極的に交流を図り、「食」の分野を中心に、周辺地域との一体的なサプライチェーンを展開することで、これまで以上に地域性を表現し、特徴あるホテル運営を目指す考え。