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三菱重工、射出成形機関連事業を子会社へ承継 機動的な事業運営の実現へ

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総合重機メーカーの三菱重工業(以下「三菱重工」)【7011】は、同社が営む射出成形機関連事業について、子会社で射出成形機事業を営む三菱重工プラスチックテクノロジー(以下「三菱重工プラテック」)に承継させる会社分割を行うと発表した。

三菱重工プラテックは、射出成形機の総合専門メーカーとして、2005年4月に三菱重工より分社、独立。三菱重工の技術力を継承しながら、世界最高速を誇る超大型電動成形機や世界唯一の超大型電動二材成形機、高品質成形の温調システムなどの製品開発を進めてきた。

射出成形機市場は、経済動向や設備投資等の影響を受け易い事業環境にあり、国内外の競争も年々厳しくなっている。

このような状況の中、三菱重工グループ内に機能分散している射出成形機関連事業を三菱重工プラテックに集約することで、事業環境の変化に応じた機動的な事業運営の実現と迅速な意思決定を行える体制を整えるもの。